07.16.2010
“-エアロゾルとは-
気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。エアロゾルは,その生成過程の違いから粉じん(dust)とか
フューム(fume),ミスト(mist),ばいじん (smokedust)
などと呼ばれ,また気象学的には,視程や色の違いなどから,霧(fog),もや(mist),煙霧
(haze),スモッグ(smog)などと呼ばれることもあります。エアロゾル粒子の性状は,粒径や化学組成,形状,光学的・電気的特性など多くの因子に
よって表され,きわめて複雑です。その上,例えば粒径についていえば,分子やイオンとほぼ等しい0.001μm=1nm程度から花粉のような100μm程
度まで約5桁にわたる広い範囲が対象となり,また個数濃度についても,清浄空気の10個/cm3程度から発生源近傍の106~1010個/cm3程
度まで 7~8 桁にもわたり,さらに最近の超クリーンルームにおいては10-5個/cm3程度まで要求さ
れるようになっています。このように,エアロゾル粒子は微小・微量である上に,多数の因子によって表され,しかも個々の因子の対象範囲がきわめて広いこと
から,エアロゾル研究の基本となるエアロゾル粒子の粒径測定一つをとっても,単一の方法はもとより同一の原理に基づく方法により全域を測定することは容易
でなく,このような性状特性がエアロゾル研究の難しさの原因となっています。”
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